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低挿抜力型封孔処理 (S1シリーズ)
 
スズ系、ニッケル系、銀系コネクターなどは接点の滑性、耐硫化性、耐酸化性及び耐湿性をもたせないとフレッテイングコロージョン、マイグレーションを含む数々のトラブルの原因となります。また、一般金メッキの処理と上記金属処理は使い分けをしないとそれぞれの特性上処理効果に無理が生じてまいります。
そこで上記にも処理可能として開発されましたのがS1です、これは従来のD1Sの中に添加剤的に使われておりました高温でも優れた特性を持ったインヒビターがありましたが、これの配合バランスを組み替えることで接触抵抗/滑性/耐食性のバランスとれた処理剤として誕生させる事ができました。滑りを持たせ摩耗を少なくする事でフレッティングコロージョンを防止できるS1処理をお奨め致します。もちろん下地の銅系金属も侵しませんので殆どのコンタクトにも使用可能です。
使用目的により希釈使用出来ますが、使用に支障の無い溶剤をご使用ください。尚、処理後の皮膜は処理直後でしたら強溶解力を持った溶剤で殆ど落ちてしまいますが時間と共に吸着作用、油膜強化が進みますので後日の洗浄には完全に落ちにくくなります。また、処理をした製品はそうでない物と比較して後日の環境特性が著しく優位な状態となります。
オイルタイプのS1系とドライタイプのSA系がございますので用途に応じてお使い下さい。
スプレイタイプ接触不良防止剤 アルファミスト
 
 

近年、自動販売機が増えておりますが接触不良による誤動作を耳にしております特にスズ系のコネクターがフレキシブル基板と共に多用されているようですが機内の温度、振動などでフレッティングコロージョンが発生しているようです
また銀系の接点も湿度や樹脂材料などによりイオンマイグレーションで悩まされます。そうかと言って薄付け金メッキ接点も決して信頼性の高いものではありません。
アルファミストは耐湿性の良いベースオイルを基本として各インヒビターがバランス良く調合されていますので、このような使用状況下でも安心してご使用になれると思います。自販機のメンテナンス、事故防止のために是非お薦めしたいのがアルファミストです。
封孔処理を行わなかったコンタクト材料は時間の経過とともに耐食性がおちてまいりますので製品化後のものにはできるだけ早い処理が必要となりますが、コンタクトのみに処理を行うのは困難なことと思われます。このような場合、一般にデスペンサー、スプレイ、綿棒による塗布などそれぞれ工夫されているようですが塗布量が多くなりやすいので、塵埃の付着、塗膜強度などに変化がありますので注意を要します。

アルファミストは耐湿の良いベースオイルを基本として各インヒビターがコンタクト材料に影響のない溶剤中にバランス良く調合されていますので、どのような使用状況にも安心してご使用になれると思います。
コネクターを始め、各種電池端子など接触障害の起き易いポイントに適切な処理を行いますと接触信頼性の向上及び作動力の低減など、十分なメリットが顕れる事と確信致します。
使用に当たっての注意は殆どありませんが、急冷による結露が生じる場合は軽く温風などを数秒加えます。また、銀製品などに変色防止の目的で使用する場合、多量に使用しますと未反応成分が強紫外線に反応する場合がまれにありますので、付着し過ぎた場合は拭き取るか軽洗浄してください。殆どのプラスチックを侵しませんのでパッケージされた部品にも安心してご使用になれます。
溶剤は強燃性ですので直火の近くでは使用しないで下さい。
水溶系(D1SWG)
 
一部の溶剤に限られますが将来的に環境保護及び人体への影響の懸念から使用が徐々に限られてまいります。しかし金メッキなどに大きな効果をもたらす水溶系の封孔処理剤は今の技術では未だ得られておりません。
つまり水に溶けるインヒビターだけでは優れた耐食性を持たすことはかなり難しいということです。D1SWGは従来の油性処理剤の効果を出来るだけそのままにしたエマルジョン系封孔処理剤です。期待できる効果及び管理も簡単でランニングコストが極めて低い特徴を持っています。
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